鋳物やダイカストは、含浸処理で気密検査レスにする | 鋳物切削加工.com
Before
After
鋳巣がNGである場合、気密検査を行わなくても含浸処理を行なえば、この鋳巣を埋めることができます。含浸処理は、気密検査に比較してコストを大幅に削減することができ、再鋳造にかける時間の無駄も解消します。
Point
●ダイカストや鋳物には、構造上どうしても鋳巣が発生する。
●鋳巣を検査する為の気密検査は、ひとつずつ行うので、手間も時間もかかる。
●含浸処理は、纏まったロットで処理するので、気密検査よりも安価にできる。
ダイカストや鋳物には、どうしても鋳巣(鋳物の中にできる空洞)が発生してしまいます。耐圧部品である場合など、鋳巣の発生が設計仕様上NGである場合、気密検査が要求されます。