鋳物やダイカストの切削加工は、ロット数に応じて設計を変更する | 鋳物切削加工.com
Before
After
ロット数が少ない鋳物やダイカストの切削加工の場合は、出来るだけ工程を集約できるように設計します。左の図のように設計変更すれば、マシニング工程のみで完結できるので、結果としてコストダウンを行うことができます。
Point
●数が多い鋳物やダイカストの切削加工は、工程分割を前提に設計を行う。
●ロット数量が少ないダイカストや鋳物の切削加工は、工程集約を検討する。
左の図のようなフランジ形状の鋳物切削加工品の場合、専用ラインにできるくらいのロットであれば、加工時間も短く安価に加工できます。ただし、ロットが少なくなると段取り時間が相対的に多くなるので、手間もコストもかかります。