鋳物やダイカストでは、ラフな穴は鋳抜き穴にする | 鋳物切削加工.com
Before
After
鋳物やダイカストの場合は、鋳造の段階で鋳抜き穴を設けておくことができます。これをうまく活用すれば、ラフな精度の場合は、切削加工による追加工が不要になるケースがあり、工程およびコストの削減ができます。
Point
●ラフな穴であれば、切削加工によらず鋳抜き穴にすれば工程削減が可能。
●鋳抜き穴であれば、穴径にもよるが、おおよその公差は±0.3mm程度。
●ただし、鋳抜き穴は抜き勾配が必要となるので注意。
切削加工を前提としたダイカストや鋳物を設計する際、穴が必要な形状の場合は、切削による穴加工を行うような設計になりがちです。